SAMURAI CEO 100
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【日本をリードする経営者・ドズルの挑戦】世界一のエンタメ企業になりたい。自分達が作るコンテンツでみんなの人生をもっと楽しくしたい

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株式会社ドズル 代表取締役社長
ドズル

大分大学医学部在学中にYouTube上で活動を開始。ゲーム実況を中心に『好きを仕事に。人生という「ゲーム」をもっと楽しく。』という理念のもと人々に楽しみを提供し、コミュニティの輪を拡大。YouTubeチャンネル「ドズル社」は、135万人以上の登録者と14億回以上の再生回数を誇る。また、株式会社ドズルの代表取締役として、YouTubeチャンネルの運営から番組制作だけでなく、イベントの企画や開催、グッズやデジタルコンテンツ販売まで、多岐にわたるビジネスを手掛け、そうしたこれまでの実績と豊富な経験により、幅広い層の視聴者や企業からの支持を受けている。

医学生からYouTuberへ、そして社長に

私は元々、医大でドクターを目指しており、医学実習のかたわら、当時ハマっていたゲームの実況動画の配信をきっかけにYouTuberになりました。次第に私のYouTubeチャンネルを見てくれる人が増えてきたためゲームのリアルイベントを開催しようと思い、協賛を企業にお願いしたのですが、「個人への協賛は会社として難しい。会社相手でないと取引はできない」と言われてしまい。この件をきっかけに、2016年に起業に至りました。会社経営は楽しいことが多く、起業直後は医大生とYouTuberと社長の三足のわらじをはいていましたね。

起業を決断して上京したのは2017年です。その際「ドクターになるのを諦める」決断をすることとなりましたが、かなり悩んだのを覚えています。もちろん家族や友人だけでなく、学校の先輩や病院の先生からも猛反対されました。しかし「一度きりの人生だから、自分の本当に好きなことを仕事にしたい」という強い想いを打ち消すことはできず、YouTuber 株式会社ドズルの社長という道を選びました。この決断に、現時点で後悔は一切ありません。なぜなら、立派なドクターを志して猛勉強した日々と、そこで得た経験や体力は企業を経営する上で今も役立っているからです。そして『好きを仕事に。人生という「ゲーム」をもっと楽しく。』という理念のもと「ドズル社」というYouTuberグループを立ち上げ、心から信頼できるメンバー5人と一緒に仕事をするようになりました。

医学生からYouTuberへ、そして社長に

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専業YouTuberになった後、日本でいちばん遊ばれているゲームであるMinecraft(マインクラフト)に主戦場を移しました。それは、私の夢である「日本一のゲーム実況者」という夢を叶えるためには、日本一の場所で戦うことが必要だと考えたからです。しかし、メインゲームを変えてしまうと、視聴者の層が変わってしまう可能性があるため、YouTuberが自分のメインゲームを変えることは難しいとされています。そんな中でも、2021年には32万人、2022年は42万人の方に登録していただき、202311月現在で登録者数は合計で135万人に到達することができました。また、メンバーチャンネルを含めたグループ全体の視聴回数はゲーム実況者の中でトップになり、広告収益においても、202310月には過去最高の数字を上げることができました。そのおかげで、株式会社ドズルは創業以来増収を続けており、直近3期では約170%ずつ成長中です。

ここまで読んでいただき「広告収益だけに頼ったビジネスモデルはリスクがあるのではないか」と考える方もいるのではないでしょうか。私たちも、そのリスクは認識しております。そこで、グッズの販売やポップアップストアの開催、ゲームの中で遊園地を作って集客する、新しい形のイベント開催などにも注力しています。おかげさまで2023年はLAWSON様やしまむら様のような、全国展開している企業様からコラボのお話をいただき、また、東京都や福岡県のような官公庁ともお仕事をさせてもらうことができました。このように、広告収益が無くなったとしても、弊社が存続できる収益構造は構築済みです。広告収益に頼らず、他にも収益の柱を持っていることは、弊社の大きな強みだと考えています。

変化と成長の機会に満ち溢れた環境

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私は飽きっぽいところがあります。しかしYouTubeの世界は移り変わりが激しいので、飽きません。また自分達が作った動画に対して、数字だけでなく、視聴者さんからのコメントという形ですぐに反応が現れるところにやりがいを感じていますし、同じように感じている社員も多くいます。

弊社には「感想戦」という文化があります。これは、イベントなどを終えたらその日のうちに学びを言語化する取り組みです。それによりPDCAを早く回して、業務を改善して進化させることができています。また弊社は現在、完全フルリモートで仕事をしております。Gatherというバーチャルオフィスに社員が20名ほど(業務委託含めると100名近く)在席しており、多種多様な業界や業種から集まっています。そういった人達も「株式会社ドズルは、働いてる人達のレベルアップやアップデートの意識が高いため、企業環境的にめちゃくちゃ楽しい」と言ってもらえています。このように、変化と成長の機会にあふれているのが弊社の魅力かもしれません。

それだけではなく、弊社は社員自身のレベルアップやアップデートを企業制度として落としこんでいます。例えば「インプット休暇」という、一日休暇を取って映画を見たり、遊園地に行ったりして学んでもらうための手当を支給し、休みを取れる制度を作りました。また、働く社員がレベルアップに必要な本を購入する際は「感想を社内に共有する」というルールのもと、本の購入費用を会社が全てサポートしています。このような制度を作ったのは、変化が激しいYouTubeの世界で勝ち抜くために、会社全体でのレベルアップやアップデートが非常に重要であると考えたからです。

ゲーム実況出身で日本を代表するエンタメ企業になりたい

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弊社は「YouTubeという変化の激しい場所で、一過性の利益だけ得られればいい」という考えは持っていません。いつか、日本を代表するエンタメ企業になりたいと考えています。「ゲーム実況者出身で、日本を代表する企業になるのは無理だよ」と鼻で笑われることもありますが、心の底からそうなりたいと思っています。そのため、私達が現時点で持っていない考え方や感性を持っている人達に仲間になって欲しいと思っており、会社の人材を豊かにするため、2023年度から新卒採用を開始し、バーチャル上での入社式も実施しました。

いろいろな人に「なぜエンタメにこだわるのか」とよく聞かれます。私は、人間は生きていれば苦しいことにぶつかる機会がたくさんあると思っています。そんなとき、ドズル社のことを知ってくれている人や、応援してくれている人達だけでも「我々のエンタメコンテンツを通して元気にしたり、笑顔にできたりしたらいいな」という想いが根底にあります。私達が作るもの、もしくはファンの皆さんと一緒に作り上げるエンタメが、誰かのパワーになったり、弊社のエンタメによって誰かの人生がもっと楽しくなってくれれば嬉しいです。そして、それが私達なりの社会貢献だと考えています。

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