株式会社hitocolor 代表取締役
鈴木 けんすけ
1980年12月神奈川県小田原市生まれ
座右の銘:日々是好日
趣味:ゴルフ・グルメ・サウナ
私は30歳に至るまで、享楽的で刹那的な人生を送っていました。
学生時代は勉強することもなく偏差値は30台。
最初に入社した会社は2年で離職し、
その後はアルバイトや個人事業主でBtoCの営業をしたり、
将来のこともまともに考えておらず、世の中のためとか人のためとか、
そんな感情も全く持ち合わせていないダメ人間でした。笑
そんな私も32歳で結婚し、守るものができて少しづつ変化を遂げて、まとも人間に!
会社オーナーとなった今では社員たち全員の生活を守ることに楽しさを感じ、
そこから社会に対して何ができるのかを考えられるようになると
やりがいとともにたのしさを感じています。
人生100年時代、まだまだ道半ば。
これからも楽しくてワクワクして、弱者が見捨てられない社会創造のため邁進していきます。
hitocolorの事業について
私は2代目社長で、2020年4月に代表取締役に就任しました。
弊社のメイン事業は求人広告代理店。求人広告を売って終わりではなく、「徹底伴走」という理念のもとで顧客の採用活動をサポートし相場以上のリピート率を実現するに至っています。
また求人広告で価値提供が行えない場合や少人数のご希望に添えるよう人材紹介事業も行っており、ポテンシャル採用からミドル採用まで対応しています。
この2つのサービスは弊社の基幹事業であり、クライアント様にとって有益なサービスを展開していると思っておりますが、大きな社会変革をもたらすものではありません。
現在弊社では新たに「kokoroe」という自社プロダクトを展開しており、今後はこの事業を主力事業とできるよう鋭意開発を進めております。
このサービスの根底には「偏差値に変わる新たな価値基準を世の中に提供する」という壮大な想いがあります。
私自身、偏差値は30台。弊社に高偏差値の社員はほとんどおりません。今の採用市場において偏差値はとても重要な判断基準の一つです。しかし、大学入学までという18年間で今後の人生が大きく左右されてしまうのはあまりにも勿体無い。
私のように勉強に勤しむことがなく大人になってしまった方々の保障のようなものが現在の社会には殆どありません。つまづいてしまった人達への救いがないことは社会保障の観点からも見直していくべきと感じており、ここに一石を投じるための事業を目指しています。
事業の魅力
既存事業である求人広告代理店や人材紹介では、クライアント様と成長をともに実感できるという経験ができます。
私がまだ新人だった時からお付き合いさせていただいている企業様は、当初社員数が10人でしたが今は200人を超えるまでに大成長を遂げました。その成長の一翼を採用で担うことができるのは大きな喜びです。
また新規事業である「kokoroe」では組織教育の観点から企業の成長を支えることができます。
見捨てる社会や会社ではなく拾い上げられる社会、会社であるためのサポートを実現し、新たな価値の創出を共に行うことができるのは大きな魅力ではないかと思っています。そして最終系である採用サービスへの転化を行った際には、Fランク大学に在籍していることを理由に希望する企業の選考に進むことができない学生達がこのサービスを利用することで知識を向上させ、より良い会社に入るためのチケットを入手できるようサポートしていきます。
また中途社員の中には新卒で入社した会社がブラックですぐ離職してしまい、職務経歴書が書けず再起できなくなってしまう方もいます。このように機会損失しやすい今の現実から抜け出すために知識面でのエビデンスを自ら掴み取ることができ、再起を果たすことでチャレンジしやすい環境を提示することによって、社会全体のボトムアップを実現し偏差値ではなく新たな価値基準を創造することはとても魅力的と思っており実現に向け邁進しています。
今後の事業について
求人広告代理店の事業においては「徹底伴走」のイメージが定着し、まずまずの成長を遂げることができておりますが、どうしてもクライアント様をオセロゲームで簒奪し合うというジレンマから脱出することが叶いません。
もっと社会的に価値提供を行える企業でありたいと考えており、そしてワクワクできる未来を提供することが会社のクレドにもなっております。
そこで「kokoroe」が鍵になってきます。そもそも「kokoroe」を開発した経緯は、「私が必要と思ったから」がスタート地点です。何度も何度も繰り返し同じ研修をしなければならない、何度伝えても覚えてくれないといった教える側の課題解決もありますし、覚えていないことに対して引け目を感じてしまって居場所を失いやすくなってしまう若手社員。この状況は上司部下どちらにとっても不幸だと思っています。
「kokoroe」では組織にとって必要となる基礎力(基礎知識)を定義し、一度ではなく何度も繰り返し学習することで長期記憶化をさせるとともに定着度合いを可視化することができるサービスです。企業側はどれだけ自社のことを理解してくれているか、基礎力を持っているかを見ることができ、従業員の方は何が必要とされているかをわかりやすく覚えることが可能です。そして何度も聞いてしまい上司に叱られる、呆れられてしまうといった辛い状況からの脱出も可能になる環境を提供することができます。
私が社会に対して行いたいことは、社会の上位の方達に対してではなく、ボトムにいる方達にチャンスを与えることです。組織に求められていることが明確になることで何を頑張ればいいのかがわかりやすくなれば、
這い上がって立派なビジネスパーソンになることが実現可能に変わります。hitocolorはそんな選択肢が多くありチャレンジができる環境を提供して行きます。その先に採用サービスとしての立ち位置を作り、偏差値だけではない新たな選別価値基準の提供を行うことで様々な方達が活躍できる土壌を創造する事を目標としています。
会社を運営する上で大切にしていること
「筋が通っているかどうか」を一番大切にしています。
弊社の幹部は全員が中途入社。
参考とするマネージメントは「こんな上司嫌だったよね」の反面教師で構築しています。
どれだけ能力が高くても「人として当たり前」ができない人は評価していませんし、だってそんな人愛せないし一緒に仕事したいと思えませんから。笑
どこの組織でも通用できるような素敵な人間力を醸成し育てて行くことを大切にしています。
今後のビジョン
働くことにワクワクし、笑顔あふれる世の中を創り上げることが私たちの使命です。これは弊社のクレドです。事業ベースで考えるよりも「誰と一緒に何しようか!楽しいことしようぜ!」が根幹にある会社です。
そのため、この領域でやり切りたいとか、この領域でないと事業ができないとかそういったことは一切ないです。飲食店の経営にもとても興味がありますし、そこからECだったりで新たな価値提供を行うようなプランも現在考えていたりします。
「私たちと一緒に楽しいことしよう!」を大事にしているので新たな事業を提案してくれるメンバーがいてくれたら満面の笑顔で喜びます。社員たちにとって会社は「利用する箱」でいいのです。利用する価値がなければ出ていってもらっていいですし、箱の中で退屈してしまったら私たちの魅力が足りなかったという事実でしかありません。
そして箱の中にいる唯一の条件は前を向いて直向きに努力する。ただ一つです。この思いだけあれば弊社では人材を見捨てることは絶対にありません。一緒に楽しんで苦しんで成長をともにできる企業として社会貢献を果たしていきます。