SAMURAI CEO 100
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【日本をリードする経営者・海堂正裕の挑戦】プロフェッショナルなITエンジニアを育て、ITで社会問題を解決する

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株式会社ティエスイー 代表取締役社長
海堂 正裕

1972年、神奈川県生まれ。大学卒業後、司法浪人をしながら金融業、建設業などに関わる。その後、司法の道を断念し、インターネットプロバイダでテクニカルサポートに携わりITの知識を習得。そこで培った知見と経験をもとに、1996年株式会社テクノレックス・ジャパンに入社し、SI業務、営業、社員教育・エンジニア育成、コンサルティング業務などに従事。2011年、それまでの実績を高く評価され、株式会社ティエスイーに入社。以後、システムコンサルティングから導入運用まで一貫してサポートする事業を確立すると同時に、ITエンジニアをめざす若手社員の教育にも力を注いでいる。2022年、同社の代表取締役社長に就任。

アルバイト生活の司法浪人から、会社の未来を託されるITエンジニアへ

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株式会社ティエスイーに入ったのは2011年。現会長が、ITエンジニアとしての私の手腕と実績を高く評価してくれたことがきっかけでした。それまでの人生は紆余曲折と言っても過言ではありません。

大学卒業後に司法浪人をしながら金融業に携わったり、カラオケ店や焼肉店でアルバイトも。他にも建設業界で鳶職やダンプカーの運転手、パチプロをしたりと、なんでもやりました。幼い頃から母と二人の生活でしたので、仕事をしてお金を稼ぐことに対してのハングリー精神は人一倍強かったと思います。

その後、司法の道を諦め、当時急成長していたインターネットプロバイダにテクニカルサポートのスタッフとして採用されました。私がITの世界に足を踏み入れたきっかけです。元々、パソコンやネットワークに興味がありましたので、かなりのスピードで知識を身につけ、すぐに指導する立場になりました。

そこで培った知見と経験をもとにSIer企業に社員として就職、SE業務に営業に社員育成にと仕事も順調に進んでいたんですが、社内闘争に巻き込まれ止むなく退職。直後に声をかけてくれたのが、株式会社ティエスイーでした。実は当時、大手IT企業から内定をいただいてましたので、数ヶ月のつもりでお手伝いをしていたんですが、現会長から「いずれ会社を率いてほしい」と言われ入社を決意しました。将来的に起業も考えていましたので、会社の未来を託される立場として、できる限りのことはやろうと思いました。

「ITを使って【もの】を作る会社」の要は、徹底したプロフェッショナルエンジニアの育成

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弊社は、簡潔に言うと「ITを使って【もの】を作る会社」です。例えば、DXソリューションやSAPアプリケーション稼働のための基盤構築、コミュニケーションアプリ開発などを事業として展開しています。ユーザーの視点に立ち、システムコンサルティングから導入、運用まで一貫してサポートを行っており、お客様のビジネスを加速させることに重きを置いています。また、ビジネス・暮らしとITを繋げるのが私たちの使命だと考えています。

おそらく、そこまでトータルで対応できる会社は、国内でもそれほど多くないと自負しています。弊社では、高い技術力を持ったITエンジニアが常にお客様の困り事や要望にも迅速に対応しており、それこそが最大の強みです。

実は、私がティエスイーに入社した当時は年々業績が落ちている状況でしたので、現会長からオーダーされたのは、「会社の売上を伸ばしてほしい」、これだけでした。すぐに、会社のためにやるべきことを精査し、どのような工程を踏めば確実にゴールに到達できるかを考えた上で、営業に出向き案件を取ってきました。ですが、蓋を開けてみると対応できるエンジニアがいない。結局、契約まで結びつかないことも少なくありませんでした。これだと、業績が上がるはずもありません。

とにかく、私が取り組むことは一つ。エンジニアを増員し、自ら先頭に立って「ITエンジニア」を育成することです。私にとっても、それまで積み重ねてきた知識や技術力、経験の全てが活かせるいい機会だとも感じました。まずは教育システムを作り、徹底した社員研修を開始。そして数ヶ月後、ようやく難しい案件にも対応できるエンジニアが育ち、組織としても機能するようになりました。

お客様からのどんなご要望にもお応えできるのは、弊社のエンジニアがシステム構築の仕組みを基礎から完成まで完璧に理解しているからです。これは、技術力に特化した会社だからこそできることです。ITエンジニアの育成は、今でも弊社の事業基盤を支える要となっています。

本気でITエンジニアをめざすなら、私も本気で育てます

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近頃はリモートワークが普及し、VDI(デスクトップ仮想化)導入を検討する自治体も増えています。ですが、VDIの有効性を認識していただくためには、お客様にその仕組みをわかりやすく説明する必要があります。お客様の要望に沿って、きめ細かなアテンドを実現できるのも弊社の強みだと言えます。

システム構築に必要な要素は、3層のホットケーキをイメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。1枚目はパソコンを使う環境、2枚目はその環境に入るアプリケーション、そして3枚目は安全に使うための運用です。これら3層の重なりがあってはじめて万全なIT環境が整います。ただ設計や提案ができるのは、この3つの要素を熟知したエンジニアだけです。

弊社が育成しているのは、そんなITエンジニアです。もし、本気で能力や技術を身につけたいと思うのであれば、ぜひ弊社の門を叩いてほしいと思っています。もちろん、かなり高度なスキルが必要とされますので、知識習得だけでも4、5年はかかります。そこには「プロフェッショナルになる」という確固たる信念も欠かせません。ジョブ型雇用が多くなっている現在の雇用形態とは違い、昭和感の強い職場ですので、先輩後輩の上下関係も大切だと考えています。ただ、本気で取り組む姿勢こそが成功の鍵だと考えていますので、一人前のエンジニアとして自立できるように、会社は全力でバックアップします。どんな状況にも対応できるITエンジニアを育成する。弊社はそれができる会社だと自信を持って言えます。

今こそITの技術力で世界と競争し渡り合える日本に!

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マイナンバーカードが機能するようになれば、おそらくその10年後には日本でも「スターウォーズの世界」が現実になると思います。つまり、個人の情報が仮想サーバーに集約され、お金の管理も網膜認証で済んでしまうような世の中です。すでに、世界に目を向けると、これまで国単位だった通貨ではなく、世界共通通貨のビットコインをはじめとする仮想通貨が経済を席巻しつつあることを否が応でも知らされます。ですが現時点で、アメリカやユーロ圏がほぼそれを掌握し、日本は世界の大きな変化の波に完全に乗り遅れてしまっています。この状況にいち早く手を打たなければ、そもそも資源の多くを輸入に頼っている日本は貧困にさらされる可能性もあります。

近代社会において、ITの技術力こそが世界の変革にいち早く対応でき、現状を打開できる唯一の術だと確信しています。そして、弊社で学び成長したエンジニアたちに、その一翼を担ってほしいと考えています。

弊社がスローガンとして掲げている「ITを使って社会問題を解決する」。今こそ、その時なのかもしれません。常に世界に目を向け日本があるべき姿を想像すれば、日々進化するIT技術を身に付け、ブラッシュアップを繰り返していくことは不可欠です。そのことが日本の人々の暮らしやビジネスを支え、ひいては世界を作ることにも繋がると考えています。

「ITの技術力で日本を支え、世界を作る」。私は、そんな気概を持ったITエンジニアたちと仕事をして、これまで想像もしなかった景色を一緒に眺めてみたいと願っています。

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